旧キット選手権 台座作成+千葉しぼり展示当日
旧キット選手権、台座の作業から、展示当日までを一気に書いちゃいます。
本体はなんとかほぼ完成しましたが、実は台座に思い入れを込めようかと思っていました。
これです。

サウンドトラック・レコードのジャケットイラストです。
当時、バイファムが大好きで、私がまだ中学生くらいだったと思いますが、小遣い持ってレコード屋で買いました。
このジャケットの電子基板のイメージを台座にしようと思いつきました。
よく見ると右下に「K.OKAWARA」と書いてあります。大河原邦男さんが描いていました。当時は気づいてませんした。
基板の導線部分をジャケットのイラストとできるだけ同じ形状になるように図面に起こし、カッティングプロッターでプラ板を切り出しました。

LSIの部品もプラ板の箱組みで立体に起こします。ゲジゲジの足がめんどくさい・・・

これもプラ板を切り出して接着していきますが、できるだけ同じ形状、角度になるように治具を作成。

そして塗装・・・

右の芋虫みたいなのは、イラストの左手前の「抵抗」素子です。エポパテで作成。
抵抗もサフ吹いて塗装します。

で、台座完成!!

バイファムを乗せてみます。

展示のとき元ネタを知らない人のために、ジャケットイラストのパネルも作って添えました。
・・・で、11月5日(土) 第3回千葉しぼりの当日です。
今回は、旧キット選手権だけでなく、一般卓のほうにGBWC2014と2015の作品も並べて見てもらおうと思い荷物の量がたいへんなことになりました。

車に乗せて、浅草橋・東商センターへ。
会場は去年と比べてかなり広くてゆったり。

それでもすごい展示者の数で会場はごった返しています。
まずは旧キット選手権の作品を展示・・・
と思ったら、バイファムの頭部のアンテナがないですよ。梱包するところまではあったのになぁ・・・。

前日、仕事で帰りが遅くなって、かなり適当に梱包した結果こういうことになってしまいました。反省。
気を取り直して、GBWCの2作品を展示。どっちも大きくて箱から出すのも大変でした。
汗をかきながら、展示会開始5分前にギリギリ完了。

展示会は本当にたくさんの作品が並べられて、それぞれのクオリティが非常に高い。
数が多いので1つの作品に時間をかけると1日では見切れないのですが、さらっと見て終わるにはもったいないものが多数。
ネットでしか見たことがない有名な作品も多く、実物は写真とはまた違う迫力があり、楽しかったです。
本当にぜいたくな展示会でした。
午後から、旧キット選手権の審査結果発表がありました。
各協賛メーカーの賞、特別審査員ごとの賞、総合順位を順番に発表していきます。
正直なところ自分は到底賞は無理だと思っていたので油断しておりました。
ところが協賛メーカーの「ゴッドハンド」賞で名前を呼ばれて、超びっくりしました。
講評として「サントラの台座と旧キットバイファムを独自にアレンジしているのがよかった」という嬉しいコメントもいただきました。サントラジャケットというネタはその世代の人にしかわからないので、評価してくださる方に刺さったことは幸運でした。
なんとアルティメットカッターをもらいました! 一万円もする凄いツールです!

実は、このアルティメットカッター、すでに持っておりましてこのバイファムの台座を作る際も大活躍しておりました。
1mmのプラ板なら何の抵抗もなく飴のようにさくっと切れます。
LSI素子の足を1mmプラ板でたくさん作るというめんどくさい作業を楽にしてもらいました。

プラ板加工をする人なら作業の時短になるよいツールだと思います。
あと、スピンブレードもいただきましたが、これも持ってましたw
ディテール好きなのでこれを買ってから、穴系のディテールの精度が上がってキレイにできるようになりました。
これもバイファムの丸ディテールで活躍してました。

そしてもうひとつ「パワーピンバイス」もいただきました。
これは持ってません!w
ピンバイスの軸は何本あっても困らないし、これにスピンブレードをつけてもいいらしい。

まだ使ってませんが、他のピンバイスとの使い心地の違いが楽しみです。
・・・と、うれしさのあまりゴッドハンドさんの宣伝しましたが、実際ゴッドハンドのツールはアルティメットニッパーはじめたくさんお世話になっています。
とにかく、賞品もそうですが、バイファムを見て評価していただいたことが何よりもうれしかったです。
GBWC落選で落ち込んでいた気持ちが少し救われました。
千葉しぼりは盛況のうちに幕を閉じて、夜はこれまた大人数の懇親会が秋葉原で開かれました。
たくさんの人と模型について思う存分話ができる楽しい会です。
その中で、WildRiver荒川さんが隣の席に来てくださり(ロクさんがお知り合いで、ロクさんのおかげです。ありがとうございます)、私の作品の話をしていただきました。
一般卓にGBWCの2014と2015の作品を置いたので見て頂けたとのこと。
なかなか正面から作品に意見をもらうことは少なく、かつ、それが尊敬するジオラマ作家の方ということで、本当に嬉しかったです。目から鱗のアドバイスもいただいて、今後の作品に確実に影響がある時間となりました。
これだけでも今回の千葉しぼりに参加してよかったと思えます。
ありがとうございました。
というわけで、本当にすばらしい千葉しぼり展示会に参加させてもらいました。
この機会を作っていただいた、n兄さんをはじめ運営の皆様、本当にありがとうございました。
また来年もぜひ参加したいと思っております。
本体はなんとかほぼ完成しましたが、実は台座に思い入れを込めようかと思っていました。
これです。

サウンドトラック・レコードのジャケットイラストです。
当時、バイファムが大好きで、私がまだ中学生くらいだったと思いますが、小遣い持ってレコード屋で買いました。
このジャケットの電子基板のイメージを台座にしようと思いつきました。
よく見ると右下に「K.OKAWARA」と書いてあります。大河原邦男さんが描いていました。当時は気づいてませんした。
基板の導線部分をジャケットのイラストとできるだけ同じ形状になるように図面に起こし、カッティングプロッターでプラ板を切り出しました。

LSIの部品もプラ板の箱組みで立体に起こします。ゲジゲジの足がめんどくさい・・・

これもプラ板を切り出して接着していきますが、できるだけ同じ形状、角度になるように治具を作成。

そして塗装・・・

右の芋虫みたいなのは、イラストの左手前の「抵抗」素子です。エポパテで作成。
抵抗もサフ吹いて塗装します。

で、台座完成!!

バイファムを乗せてみます。

展示のとき元ネタを知らない人のために、ジャケットイラストのパネルも作って添えました。
・・・で、11月5日(土) 第3回千葉しぼりの当日です。
今回は、旧キット選手権だけでなく、一般卓のほうにGBWC2014と2015の作品も並べて見てもらおうと思い荷物の量がたいへんなことになりました。

車に乗せて、浅草橋・東商センターへ。
会場は去年と比べてかなり広くてゆったり。

それでもすごい展示者の数で会場はごった返しています。
まずは旧キット選手権の作品を展示・・・
と思ったら、バイファムの頭部のアンテナがないですよ。梱包するところまではあったのになぁ・・・。

前日、仕事で帰りが遅くなって、かなり適当に梱包した結果こういうことになってしまいました。反省。
気を取り直して、GBWCの2作品を展示。どっちも大きくて箱から出すのも大変でした。
汗をかきながら、展示会開始5分前にギリギリ完了。

展示会は本当にたくさんの作品が並べられて、それぞれのクオリティが非常に高い。
数が多いので1つの作品に時間をかけると1日では見切れないのですが、さらっと見て終わるにはもったいないものが多数。
ネットでしか見たことがない有名な作品も多く、実物は写真とはまた違う迫力があり、楽しかったです。
本当にぜいたくな展示会でした。
午後から、旧キット選手権の審査結果発表がありました。
各協賛メーカーの賞、特別審査員ごとの賞、総合順位を順番に発表していきます。
正直なところ自分は到底賞は無理だと思っていたので油断しておりました。
ところが協賛メーカーの「ゴッドハンド」賞で名前を呼ばれて、超びっくりしました。
講評として「サントラの台座と旧キットバイファムを独自にアレンジしているのがよかった」という嬉しいコメントもいただきました。サントラジャケットというネタはその世代の人にしかわからないので、評価してくださる方に刺さったことは幸運でした。
なんとアルティメットカッターをもらいました! 一万円もする凄いツールです!

実は、このアルティメットカッター、すでに持っておりましてこのバイファムの台座を作る際も大活躍しておりました。
1mmのプラ板なら何の抵抗もなく飴のようにさくっと切れます。
LSI素子の足を1mmプラ板でたくさん作るというめんどくさい作業を楽にしてもらいました。
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アルティメットカッター 模型のプラバン工作ツール【ゴッドハンド】 GH-SPC-9-80 新品価格 |

プラ板加工をする人なら作業の時短になるよいツールだと思います。
あと、スピンブレードもいただきましたが、これも持ってましたw
ディテール好きなのでこれを買ってから、穴系のディテールの精度が上がってキレイにできるようになりました。
これもバイファムの丸ディテールで活躍してました。
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新品価格 |

そしてもうひとつ「パワーピンバイス」もいただきました。
これは持ってません!w
ピンバイスの軸は何本あっても困らないし、これにスピンブレードをつけてもいいらしい。
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まだ使ってませんが、他のピンバイスとの使い心地の違いが楽しみです。
・・・と、うれしさのあまりゴッドハンドさんの宣伝しましたが、実際ゴッドハンドのツールはアルティメットニッパーはじめたくさんお世話になっています。
とにかく、賞品もそうですが、バイファムを見て評価していただいたことが何よりもうれしかったです。
GBWC落選で落ち込んでいた気持ちが少し救われました。
千葉しぼりは盛況のうちに幕を閉じて、夜はこれまた大人数の懇親会が秋葉原で開かれました。
たくさんの人と模型について思う存分話ができる楽しい会です。
その中で、WildRiver荒川さんが隣の席に来てくださり(ロクさんがお知り合いで、ロクさんのおかげです。ありがとうございます)、私の作品の話をしていただきました。
一般卓にGBWCの2014と2015の作品を置いたので見て頂けたとのこと。
なかなか正面から作品に意見をもらうことは少なく、かつ、それが尊敬するジオラマ作家の方ということで、本当に嬉しかったです。目から鱗のアドバイスもいただいて、今後の作品に確実に影響がある時間となりました。
これだけでも今回の千葉しぼりに参加してよかったと思えます。
ありがとうございました。
というわけで、本当にすばらしい千葉しぼり展示会に参加させてもらいました。
この機会を作っていただいた、n兄さんをはじめ運営の皆様、本当にありがとうございました。
また来年もぜひ参加したいと思っております。
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