MG キュベレイ 制作(脚)
2020年3月のことです。なんとも驚きの連絡がLINEに届きました。
尊敬するWildRiver荒川先生からGUNDAM HOBBY LIFE(GHL)のコラボ企画の
単体作例を作ってみないかというお話でした。
単体モデラーの作品に対して荒川先生がジオラマを作ってコラボするという企画です。
GHLは私はずっと一読者として購読していて、荒川先生のコラボ企画も毎回
楽しみにしていました。そこに自分の作品が載せてもらえるなんて、夢のような
話ですが、逆に自分でいいんだろうかという怖さもありました。
しばらく考えましたが、このような機会は今後もうないかもしれないと思い
謹んでお受けすることにしました。
荒川先生は私が模型趣味を始めてすぐに、ネットで作品を拝見してファンになりました。
作品集を買い、展示会で作品を見てあこがれの作家さんでした。
自分が展示会に出るようになり、打ち上げでいらっしゃったのを人を介して紹介して
いただきました。とても気さくな方で作品の感想をいただいたり、オフ会の席をご一緒
させていただいたりで交流させていただいています。
さまざまな人の縁に恵まれて本当にありがたい限りです。
結論としましては、2020年8月31日発売のGHL 017 に掲載させてもらっています。
ジオラマ作品はもちろん、単体ページも掲載していただきました。
また、コラボ制作座談会も記事がありますのでぜひご覧ください。

(表紙がめちゃかっこいい)
企画のルールとしては、最初一度きりの打ち合わせだけで、そのあとは
進捗の共有も質疑応答もなし、単体が完成したら荒川先生に送って
ジオラマ制作のターン、という流れです。
1度きりの打ち合わせで荒川先生からのオーダーは
・キュベレイ
・重爆撃機タイプ
・ファンネルはピンポイントで誘導できる爆弾
・目標に落とせればいいので強いニュータイプの能力は不要
・ファンネルの数が通常よりも拡張されている
という感じでした。
このお題からイメージを膨らませて制作を開始しました。
座談会でも話をしたのですが、そもそもキュベレイを作ることは一生ないだろうと
思っていました。個人的なモビルスーツへの思いとしては、あくまで兵器であり
形状には意味があり、機能がある(あってほしい)と思っています。
その点でいうとキュベレイの形状はなかなか解釈が難しく、作ってみたいとうい
気持ちがありませんでした。
とりあえずMGキュベレイを仮組して考えます。

この形状。これをどうやって「兵器」にするかが今回のテーマとなりました。

迷っているだけでは進まないので、いつものメカチラ見えのために各所の走行を分割していきます。

超音波カッターでザクザクと刻んでいきます。

隙間にメカディテールを詰め込みます。

キュベレイの全パーツの中で一番解釈を悩んだのが、かかとのパーツ。
ピンクのかたまりの謎形状。「モチ」と呼んでましたw

若干のスジボリとプラパーツの追加で、こんな感じかなと・・
かかとはEz8の足パーツを取り付けて、ハイヒール化。ダムド風のシルエットになればと。
パーツ分割はこんな感じで、隙間を作ってそこにディテールを詰めていく方針です。

装甲内側のメカを追加して、密度を上げていきます。

ひざの横のディテールアップ

プラパイプの輪切り作業は結構好きです。

切断面を見せることで精密さが出せるので、効果的な気がします。
次回は引き続き工作の記事を掲載しようと思います。
尊敬するWildRiver荒川先生からGUNDAM HOBBY LIFE(GHL)のコラボ企画の
単体作例を作ってみないかというお話でした。
単体モデラーの作品に対して荒川先生がジオラマを作ってコラボするという企画です。
GHLは私はずっと一読者として購読していて、荒川先生のコラボ企画も毎回
楽しみにしていました。そこに自分の作品が載せてもらえるなんて、夢のような
話ですが、逆に自分でいいんだろうかという怖さもありました。
しばらく考えましたが、このような機会は今後もうないかもしれないと思い
謹んでお受けすることにしました。
荒川先生は私が模型趣味を始めてすぐに、ネットで作品を拝見してファンになりました。
作品集を買い、展示会で作品を見てあこがれの作家さんでした。
自分が展示会に出るようになり、打ち上げでいらっしゃったのを人を介して紹介して
いただきました。とても気さくな方で作品の感想をいただいたり、オフ会の席をご一緒
させていただいたりで交流させていただいています。
さまざまな人の縁に恵まれて本当にありがたい限りです。
結論としましては、2020年8月31日発売のGHL 017 に掲載させてもらっています。
ジオラマ作品はもちろん、単体ページも掲載していただきました。
また、コラボ制作座談会も記事がありますのでぜひご覧ください。

(表紙がめちゃかっこいい)
企画のルールとしては、最初一度きりの打ち合わせだけで、そのあとは
進捗の共有も質疑応答もなし、単体が完成したら荒川先生に送って
ジオラマ制作のターン、という流れです。
1度きりの打ち合わせで荒川先生からのオーダーは
・キュベレイ
・重爆撃機タイプ
・ファンネルはピンポイントで誘導できる爆弾
・目標に落とせればいいので強いニュータイプの能力は不要
・ファンネルの数が通常よりも拡張されている
という感じでした。
このお題からイメージを膨らませて制作を開始しました。
座談会でも話をしたのですが、そもそもキュベレイを作ることは一生ないだろうと
思っていました。個人的なモビルスーツへの思いとしては、あくまで兵器であり
形状には意味があり、機能がある(あってほしい)と思っています。
その点でいうとキュベレイの形状はなかなか解釈が難しく、作ってみたいとうい
気持ちがありませんでした。
とりあえずMGキュベレイを仮組して考えます。

この形状。これをどうやって「兵器」にするかが今回のテーマとなりました。

迷っているだけでは進まないので、いつものメカチラ見えのために各所の走行を分割していきます。

超音波カッターでザクザクと刻んでいきます。

隙間にメカディテールを詰め込みます。

キュベレイの全パーツの中で一番解釈を悩んだのが、かかとのパーツ。
ピンクのかたまりの謎形状。「モチ」と呼んでましたw

若干のスジボリとプラパーツの追加で、こんな感じかなと・・
かかとはEz8の足パーツを取り付けて、ハイヒール化。ダムド風のシルエットになればと。
パーツ分割はこんな感じで、隙間を作ってそこにディテールを詰めていく方針です。

装甲内側のメカを追加して、密度を上げていきます。

ひざの横のディテールアップ

プラパイプの輪切り作業は結構好きです。

切断面を見せることで精密さが出せるので、効果的な気がします。
次回は引き続き工作の記事を掲載しようと思います。
« MG キュベレイ 制作 (2) | MG グフカスタム 完成 »
コメント
| h o m e |